枝毛ができる5つの原因と正しい対処法!切れ毛予防のケア方法も紹介
枝毛は、髪の先端が二股以上に裂けた状態で、カラーやパーマの薬剤、ドライヤーやヘアアイロンの熱、ブラッシング時の摩擦、紫外線などによるダメージが重なることで生じやすくなります。
また、一度裂けた毛先は自然に元へ戻らないため、見つけた際は正しく対処し、さらなる傷みを防ぐことが大切です。
そこで本記事では、枝毛の種類や主な原因、できてしまったときの対処法、今日から実践できる予防ケアについてわかりやすく解説します。
枝毛は誰にでも起こりうる悩みですが、知識を身につけて対策すれば、健やかな髪を保つことができますので、ぜひ参考にしてください。
●枝毛とは?
枝毛とは、髪の先端が縦に裂け、枝のように分かれた状態です。
一方、切れ毛は髪の途中で折れたり切れたりするため、現れ方が異なります。
枝毛の原因には、紫外線やドライヤー・ヘアアイロンの熱、カラーやパーマの薬剤、ブラッシングによる摩擦などがあり、これらのダメージが重なるとキューティクルが傷み、髪内部の水分やたんぱく質を保ちにくくなります。
また、細く柔らかい髪は摩擦や熱の影響を受けやすく、枝毛が目立ちやすい傾向がありますが、硬い髪でも日頃のダメージが蓄積すると発生します。
枝毛を防ぐには、原因を理解し、髪質や状態に合ったケアを続けることが大切です。
●見逃せない枝毛の4つの種類
枝毛は裂け方や傷み方によって見え方が異なり、毛先が二股以上に分かれるものや、折れたり細くなったりするものがあります。
そのため、形状を確認すると、髪が受けているダメージの傾向を把握しやすくなります。
そこでここでは、代表的な4つのタイプと、それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。
・毛先が2つ以上に枝分かれしているタイプ
毛先が2つ以上に分かれている状態は、一般的にイメージされる枝毛の代表例です。
髪表面のキューティクルが熱や摩擦、薬剤などで傷むと、内部の水分やたんぱく質を保ちにくくなり、毛先が縦方向へ裂けやすくなります。
また、二股だけでなく三股以上に分かれることもあり、進行すると毛先が広がって髪全体がパサついて見える場合があります。
一度裂けた部分を元の状態へ戻すことは難しいため、傷んだ部分をカットしながら、保湿や摩擦対策を続けることが大切です。
・毛先がポキッと折れているタイプ
毛先付近が折れて短くなっているタイプは、枝毛として紹介されることもありますが、厳密には切れ毛に近い状態です。
強いブラッシングやタオルドライによる摩擦、ドライヤーやヘアアイロンの熱などが重なると、弱った部分から折れやすくなります。
特に、濡れた髪は摩擦の影響を受けやすいため、強くこすったり無理にとかしたりしないことが重要です。
もし、折れた部分が目立つ場合は、無理に引っ張らず美容室で整え、日常の乾かし方やスタイリング方法も見直しましょう。
・毛先が先細りになっているタイプ
毛先が先細りになっている状態は、摩擦や熱、紫外線などの影響が長期間蓄積し、髪の先端がすり減っている可能性があります。
毛先は根元よりも長く外部刺激を受けており、乾燥やダメージが目立ちやすいためです。
ただし、もともとの毛先やカット方法によって細く見える場合もあり、先細りだけで枝毛と断定はできません。
ざらつきや引っ掛かり、裂けも伴っているときは、傷んだ部分をカットし、トリートメントやヘアオイルで摩擦を抑えるケアを取り入れましょう。
・毛の途中が裂けて輪っか状になっているタイプ
髪の途中が裂けて輪のように見える状態は、毛髪の一部が弱くなり、裂け目が広がっている状態です。
熱や薬剤、乾燥、強い摩擦などが重なると、毛先だけでなく中間部分にもダメージが現れることがあります。
見つけた際に引っ張ったり裂いたりすると、切れ毛やさらなる損傷につながるため避けましょう。
自身で処理する場合は、髪用の清潔なハサミで傷んだ部分より少し上を切る方法がありますが、本数が多い場合や広範囲に見られる場合は、美容師へ相談して状態を確認してもらうと安心です。
●枝毛ができる5つの原因
枝毛ができるのは、カラーやパーマの薬剤、ドライヤーやヘアアイロンの熱、ブラッシングや寝具との摩擦、紫外線など、日常のさまざまな刺激が原因です。
また、生活習慣の乱れが髪の状態に影響する場合もあります。
ここでは、枝毛につながりやすい5つの原因を解説します。
・カラーやパーマによる薬剤ダメージ
カラーやパーマでは、薬剤を髪の内部へ作用させるため、キューティクルや毛髪内部に負担がかかることがあります。
特に、ブリーチや繰り返しの施術は、髪の水分を保ちにくくし、乾燥やパサつき、枝毛につながる要因となります。
負担を抑えるには、施術間隔を空けるほか、髪の状態に合わせた薬剤や施術方法を美容師へ相談しましょう。
加えて、施術後はトリートメントを取り入れ、熱や摩擦を避けながら継続的にケアすることも大切です。
・ドライヤーやヘアアイロンの熱によるダメージ
ドライヤーやヘアアイロンの熱は、髪表面のキューティクルへ負担をかけ、乾燥やパサつき、枝毛を招く原因の1つです。
特に、高温でのスタイリングを繰り返すと、毛髪内部の水分が失われやすくなり、毛先の裂けや切れにつながる場合があります。
また、髪が濡れた状態では熱の影響を受けやすいため、乾かしきらないままヘアアイロンを使用するのは避けたいところです。
髪質やダメージの程度によって影響は異なりますが、日常的な熱の蓄積にも注意しましょう。
・ブラッシングや寝具による摩擦ダメージ
ブラッシングや寝具との摩擦も、枝毛につながる要因の1つです。
髪が絡まった状態で強くとかしたり、濡れた髪をタオルでこすったりすると、キューティクルが傷みやすくなります。
また、就寝中は髪と枕が長時間こすれ合うため、毛先へ負担がかかる場合があります。
対策としては、毛先の絡まりから少しずつほぐし、タオルドライでは髪を挟むように水分を取りましょう。
摩擦が気になる場合は、表面がなめらかな枕カバーやナイトキャップを取り入れる方法も効果的です。
・紫外線による髪へのダメージ
紫外線を長時間浴びると、髪表面のキューティクルが傷み、毛髪内部の水分やたんぱく質を保ちにくくなります。
その結果、乾燥やパサつき、ツヤの低下だけでなく、枝毛や切れ毛につながる場合もあるでしょう。
また、紫外線は日差しの強い季節に限らず、1年を通して降り注いでいます。
屋外で過ごす時間が長い日や、髪の分け目へ日差しが当たりやすい場面では、ダメージが蓄積しないよう意識する必要があります。
・ストレスや栄養不足による頭皮環境の悪化
ストレスや偏った食生活、睡眠不足が続くと、頭皮の健やかな状態や、これから生える髪の成長に影響する場合があります。
ただし、生活習慣の乱れが、すでに伸びている毛先を直接裂いて枝毛を発生させるとは断定できません。
枝毛は、主に熱や摩擦、紫外線、薬剤などによる外的ダメージが蓄積して起こります。
そのため、日常のヘアケアを見直すとともに、休息を取り、ストレスをため込みにくい生活を意識するとよいでしょう。
●枝毛ができてしまったときの正しい対処法
枝毛ができた場合は、裂けた部分を適切にカットし、トリートメントやヘアオイルで乾燥と摩擦を抑えることが大切です。
枝毛は自然に元へ戻らないため、放置したり指で裂いたりせず、早めに対処しましょう。
ここでは、枝毛が見つかったときの正しいケア方法を解説します。
・枝毛部分をハサミでカットする
枝毛を見つけた場合は、裂けた部分より少し上を髪用のハサミでカットする方法があります。
一度裂けた毛先は自然に接着しないため、指で引っ張ったり裂いたりせず、傷んだ部分を取り除きましょう。
ただし、切れ味の悪いハサミを使うと切り口が傷みやすくなり、枝毛が再び目立つ場合があります。
そのため、自身で処理するのが難しい場合や、枝毛が広範囲にある場合は、美容室で髪の状態を確認してもらうのもおすすめです。
また、カット後も保湿と摩擦対策を続けることで、きれいな髪を保ちやすくなります。
・トリートメントで髪の内部まで保湿する
トリートメントは、乾燥した毛先の手触りやまとまりを整え、摩擦によるさらなるダメージを抑えるために役立ちます。
ただし、一度裂けた枝毛を元の状態へ修復するものではないため、カットと組み合わせて使用すると効果的です。
使用する際は、シャンプー後に軽く水気を切り、髪の中間から毛先を中心になじませ、製品に記載された時間を守って、十分に洗い流しましょう。
なお、使用頻度や放置時間は商品ごとに異なるため、自己判断で増やさず、説明表示に従うことがポイントです。
・ヘアオイルで毛先を集中ケアする
ヘアオイルは、毛先の表面をコーティングし、水分の蒸発やブラッシング時の摩擦を抑えるケアとして活用できます。
使用する際は、少量を手のひらへ薄く広げ、乾燥や広がりが気になる毛先を中心になじませましょう。
根元や頭皮へ多くつけると、ベタつきや重さにつながるため注意が必要です。
また、すべてのヘアオイルに熱保護機能があるわけではありません。
ドライヤーやヘアアイロンの前に使用する場合は、熱対策に対応した製品かどうかを確認しておくと安心です。
●今日から実践できる枝毛の予防ケア方法
枝毛を防ぐには、薬剤や熱、摩擦、紫外線による負担を減らし、毎日のヘアケアを見直すことが大切です。
タオルドライやドライヤーの使い方、洗い流さないトリートメントの選び方など、身近な習慣から改善できます。
ここでは、今日から取り入れやすい枝毛の予防ケアを紹介します。
・カラーやパーマの頻度を見直す
カラーやパーマを繰り返すと、薬剤の作用によって髪表面や内部へ負担がかかり、乾燥や枝毛につながりやすくなります。
ただし、施術間隔の目安は髪質や薬剤、仕上がりによって異なるため、一律に決めず美容師へ相談しましょう。
根元だけを染める方法や施術内容を調整することで、毛先への負担を抑えられる場合があります。
また、施術後はトリートメントを取り入れ、高温のアイロンや強い摩擦を避けながら、髪を休ませる期間を設けることも有効です。
・タオルドライは擦らず優しく水分を吸わせる
タオルドライでは、髪を強くこすらず、タオルで挟むようにして水分を吸わせることがポイントです。
濡れた髪は摩擦の影響を受けやすいため、ゴシゴシ拭くと毛先へ負担がかかり、枝毛や切れ毛につながる場合があります。
まず頭皮付近の水分を優しく押さえ、その後に髪の中間から毛先を包み込むように扱いましょう。
また、吸水性の高いタオルを使用すると、短時間でしっかり水分を取れるため、摩擦によるダメージも減らせます。
・洗い流さないトリートメントで熱から守る
洗い流さないトリートメントは、髪表面の摩擦や乾燥を抑えるケアとして役立ちます。
ただし、すべての商品に熱保護機能があるわけではないため、ドライヤーやヘアアイロンの前に使う場合は、製品表示を確認しましょう。
タオルドライ後に適量を手のひらへ広げ、髪の中間から毛先を中心になじませるのが基本の使い方です。
なお、オイルやミルク、ミストなど種類によって仕上がりが異なるため、髪質やベタつきやすさに合わせて選ぶとよいでしょう。
・ドライヤーやヘアアイロンを正しく使いこなす
熱による負担を抑えるには、器具ごとの使用方法を見直す必要があります。
ドライヤーは髪から適度に離し、1か所へ風が集中しないように動かしながら、根元から順番に乾かしましょう。
一方、ヘアアイロンは取扱説明書を参考に、髪質や仕上がりに合う温度に調整します。
毛束を細かく分けると少ない回数でも整えやすくなり、必要以上に挟み直すのを防げるでしょう。
あわせて、熱保護に対応したヘアケア用品を取り入れることも効果的です。
・帽子やUVスプレーで髪の紫外線対策を行う
紫外線対策には、帽子や日傘で日差しを遮るほか、髪用のUVスプレーを取り入れる方法があります。
特に、長時間外出する日は、髪や頭皮へ直接紫外線が当たり続けないよう工夫するとよいでしょう。
UVスプレーを使用する場合は、対象部位や使用量、塗り直すタイミングを製品表示で確認しておくと安心です。
また、帽子は通気性がよく、締め付けの少ないものを選ぶと快適に着用できます。
さらに、帰宅後は髪を優しく洗い、トリートメントで乾燥を防ぐケアも取り入れましょう。
・バランスの良い食事で髪に必要な栄養を摂る
健やかな髪の成長を支えるには、1つの栄養素に偏らず、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることがポイントです。髪は主にたんぱく質で構成されているため、肉や魚、卵、大豆製品などを無理のない範囲で取り入れましょう。
また、ビタミンやミネラルを含む野菜、海藻類などを組み合わせると、食事全体のバランスを整えやすくなります。
ただし、食生活を改善しても、すでに裂けた毛先が元の状態へ戻るわけではないため、予防策の1つとして考えておきましょう。
●まとめ:枝毛の原因と正しい対処法で美しい髪へ
枝毛は、カラーやパーマによる薬剤、ドライヤーやヘアアイロンの熱、ブラッシングや寝具との摩擦、紫外線などの負担が積み重なることで起こりやすくなります。
一度裂けた毛先を完全に元の状態へ戻すことは難しいため、枝毛の少し上をカットし、トリートメントやヘアオイルで乾燥と摩擦を抑えることが基本です。
また、タオルドライでは髪を強くこすらず、熱を加える際は製品の説明に従い、同じ部分へ長時間当てないようにしましょう。
カラーやパーマの頻度、紫外線対策、食事や睡眠なども見直し、髪への負担を減らす習慣を続けることで、枝毛や切れ毛を防ぎながら、まとまりのある美しい髪を保ちやすくなります。
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