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髪のエイジングケア方法!抜け毛・パサつきを防ぐ頭皮ケア術

年齢を重ねるにつれて、髪のハリやコシが失われたり、うねりや乾燥、白髪、抜け毛などが気になることがあります。
こうした髪の悩みは、加齢だけが原因ではなく、頭皮環境や生活習慣、紫外線、毎日のヘアケアなど、さまざまな要因が関係するものです。

本記事では、髪に現れるエイジングサインとその主な原因をはじめ、ケアを始めるタイミング、シャンプーの選び方、食事や睡眠の見直し方、サロンで受けられるケア、避けたい習慣まで解説します。

●髪のエイジングとは?年齢とともに現れる変化のサイン
髪のエイジングとは、加齢に伴って髪質や頭皮環境が変化することです。
代表的な変化には、ハリ・コシの低下や乾燥、うねり、白髪、抜け毛などが挙げられます。

ここでは、髪に起こりやすい代表的な変化について解説します。

・ハリ・コシが失われボリュームが減ってきた
年齢を重ねると、髪が細くなったり、根元が立ち上がりにくくなったりして、全体のボリュームが減ったように感じることがあります。
こうした変化には、毛髪の成長サイクルや頭皮環境、体調など複数の要因が関係します。

それらの対策として、髪を強くこすらずに洗い、乾かす際は根元へ風を当てて立ち上げる方法が有効です。
また、髪を強く引っ張る髪型を避け、分け目が目立つ場合はスタイリングを変える方法もあります。

・髪や頭皮の乾燥・パサつきが気になる
年齢とともに皮脂量や水分保持力が変化すると、頭皮のつっぱりや髪のパサつきを感じやすくなるものです。
これは、乾燥には洗浄力の強いシャンプー、熱いお湯、ドライヤーの当てすぎなども影響します。

洗髪にはぬるめのお湯を使い、頭皮を強くこすらないことが大切です。
さらに、保湿を意識したシャンプーやトリートメントを選び、毛先には洗い流さないトリートメントを使用しましょう。

・うねりやくせ毛が出やすくなった
年齢を重ねるにつれて、髪内部の水分や脂質のバランス、毛髪の太さなどが変化し、以前よりもうねりや広がりが目立ちやすくなることがあります。
まとまりにくさが気になるときは、保湿力のあるトリートメントを毛先になじませ、ドライヤーの風を根元から毛先に向けて当てながら乾かしてみてください。

高温のヘアアイロンを繰り返し使用すると、髪へのダメージが蓄積しやすくなります。
温度や使用時間に注意し、セルフケアだけでは扱いにくい場合は、美容師に相談するのもよいでしょう。

・白髪や抜け毛が急に増えてきた
白髪や抜け毛は、年齢とともに増えることがあります。
ただし、急に変化が現れた場合、すべてを加齢のせいとするのは適切ではありません。
なせなら、遺伝的な要因のほか、体調や栄養状態、強いストレス、出産、甲状腺の病気などが関係している可能性もあるからです。

変化が始まった時期や程度を記録し、規則正しい生活を心がけ、髪や頭皮に過度な刺激を与えないケアを続けることが大切です。

●髪のエイジングケアを始めるべきタイミングと年齢の目安
髪のエイジングケアは、30代・40代から始める人が多いものの、特定の年齢になってから始めるものではありません。
年齢だけを基準にするのではなく、乾燥、うねり、細毛、ボリューム低下など、髪の変化を感じた時点でケアを見直してみましょう。

ここでは、30代と40代・50代に起こりやすい変化と、髪の状態や年代に応じたケアの考え方を解説します。

●髪が老化する主な原因とメカニズム
髪の変化には、加齢に伴うホルモンや毛髪周期の変化だけでなく、頭皮の乾燥、栄養状態、紫外線、日常のヘアケアも関係します。
原因を一つに決めつけず、自分に当てはまる要因を一つずつ整理していくことが大切です。

ここでは、代表的な4つの要因を解説します。

・女性ホルモン(エストロゲン)の減少による影響
エストロゲンの減少は、女性の毛髪周期や髪の太さに影響を与える可能性があり、更年期以降に細毛やボリュームの低下を感じる方もいます。
ただし、白髪や抜け毛、乾燥の原因はホルモンの変化だけとは言い切れません。
遺伝や体調、栄養状態など、さまざまな要因が関係することもあります。

シャンプーや頭皮マッサージだけでホルモンバランスそのものを整えられるとは限らないため、過度な効果を期待しない方がよいでしょう。

・頭皮の血行不良と栄養不足
髪の成長には、毛根に酸素や栄養が十分に行き渡ることが重要です。
そのため、冷えや長時間のデスクワークによる頭皮への血行不良を気にする方もいますが、それだけで抜け毛や細毛の直接的な原因になるとは限りません。

一方で、極端な食事制限や偏食が続き、たんぱく質や鉄、亜鉛などが不足すると、髪の成長に影響を及ぼすことがあります。
食事は特定の栄養素に偏らないよう、肉や魚、卵、大豆製品、野菜などをバランスよく組み合わせましょう。

・皮脂バランスの乱れと頭皮の乾燥
年齢や季節、洗髪方法によって皮脂量が変化すると、頭皮の乾燥やベタつき、フケ、かゆみが起こる場合があります。
皮脂には皮膚を保護する役割があるため、洗浄力の強いシャンプーや熱いお湯で洗いすぎると、乾燥が進みやすくなる可能性があります。

ただし、皮脂が少ないことだけで毛根が弱くなり、抜け毛が起こると断定するのは尚早です。
頭皮の状態に合うシャンプーを選び、ぬるめのお湯で優しく洗うよう心がけてみてください。

・紫外線ダメージと活性酸素の蓄積
紫外線は髪のたんぱく質や色素へ影響し、乾燥、色あせ、手触りの悪化につながることがあります。
また、頭皮が日焼けすると赤みやヒリつきが生じることもあります。

なお、日常的な紫外線が活性酸素を介して抜け毛を直接引き起こすと一律に考えるのは避けたほうが賢明です。
外出時は帽子や日傘を使い、髪や頭皮に使用できるUV対策製品の活用をおすすめします。

●髪のエイジングケア方法5選|抜け毛とパサつきを防ぐ実践術
髪や頭皮の変化が気になる場合は、製品を替えるだけでは不十分です。
髪の洗い方や乾かし方、食事、睡眠、紫外線対策まで見直してみましょう。

ここでは、髪と頭皮の健やかな状態を保つために、日常生活へ取り入れやすい5つのケア方法を紹介します。

・1.髪や頭皮に合ったシャンプーを選ぶ
年齢とともに頭皮の乾燥や髪のパサつきが気になり始めたら、現在使用しているシャンプーが髪や頭皮の状態に合っているかをチェックしましょう。
「エイジングケア対応」と表示されている商品でも、すべての方に適しているとは限りません。

洗浄力や保湿成分、香料の有無などを確認し、洗髪後につっぱりやかゆみなどの違和感が生じない製品を選ぶことが大切です。

・2.頭皮マッサージで血流を促進する
頭皮マッサージの目的は、一時的に頭皮の血流を高めたり、リラックスを促したりすることです。
そのため。抜け毛やパサつきを確実に予防し、髪の成長を促す方法とは言い切れません。

実際にマッサージを行う際は、爪を立てずに指の腹を使い、頭皮を動かすように優しく触れましょう。
なお、長時間続けたり強くこすったりすると、赤みや炎症、切れ毛につながる場合があるので注意しましょう。

・3.育毛剤や頭皮用美容液で集中ケア
育毛剤と頭皮用美容液はそれぞれ使用目的が異なります。
医薬部外品の育毛剤は、抜け毛の予防や育毛など、承認された効能の範囲で使用する製品です。
一方、頭皮用美容液は主に保湿や整肌を目的とし、発毛効果を保証するものではありません。

購入時は区分や効能、使用方法を確認し、頭皮へ適量を塗布しましょう。
ただし、かゆみや赤みが出た場合はすぐに使用を中止するようにしてください。

・4.ドライヤー前の洗い流さないトリートメント
洗い流さないトリートメントは、髪表面を保護し、乾燥や摩擦を抑えるのに役立ちます。
製品によっては熱から髪を守る成分を含みますが、すべての商品に同じ効果があるとは限りません。

使用前に表示を確認し、タオルドライ後の毛先から中間へ少量ずつなじませましょう。
頭皮へ多く付けると、ベタつきや刺激につながることがあるので注意が必要です。

また、ドライヤーで乾かす際は、近づけすぎず、同じ部分へ熱を当て続けないことがポイントです。

・5.紫外線対策と正しいブラッシング習慣
紫外線や強い摩擦は、髪の乾燥や切れ毛を招く要因のひとつとなります。
外出時は帽子や日傘を活用し、髪に使用できるUV対策製品を表示に従って使用しましょう。

また、髪のブラッシングは毛先から始め、絡まりをほぐしてから、髪の中間、根元へと進めます。
濡れた髪を無理にとかしたり、頭皮を強くこすったりすると、髪や頭皮への負担になるため、やさしく行うようにしましょう。

●頭皮への負担を抑えるシャンプーの選び方と洗い方
シャンプーは、頭皮を清潔に保つために欠かせません。
しかし、洗浄力の強い製品を使ったり、力を入れて洗ったりすると、頭皮の乾燥や刺激につながることがあります。
頭皮への負担を抑えるためには、自分の頭皮の状態に合った洗浄成分のシャンプーを選び、強くこすらずにやさしく洗うことが大切です。

ここでは、シャンプーの選び方と基本的な洗髪手順を解説します。

・エイジング世代におすすめの洗浄成分の特徴
年齢とともに乾燥しやすくなった頭皮には、アミノ酸系やベタイン系などのマイルドな洗浄成分を含むシャンプーがおすすめです。
成分表示に記載されている「ココイルグルタミン酸」や「コカミドプロピルベタイン」などが、選ぶ際の目安になります。

ただし、頭皮のタイプは年齢だけで決まるものではありません。
皮脂の分泌量や整髪料の使用状況によっては、洗浄力が物足りなく感じられることもあります。

洗髪後につっぱり、ベタつき、かゆみがないかを確認し、ご自身の頭皮の状態に合った製品を選びましょう。

・洗いすぎ・ゴシゴシ洗いがNGな理由
1日に何度も洗うことや、爪を立ててゴシゴシ擦る行為は、頭皮に必要な皮脂まで奪って乾燥や刺激の原因になることがあります。
また、濡れた髪をこすり合わせることもキューティクルを傷つけ、切れ毛やパサつきを引き起こしやすくなるでしょう。

洗髪時は指の腹を使い、頭皮を優しく動かすように洗うことを心がけましょう。
整髪料や汚れが多い場合も、力を入れるのではなく、予洗いと十分なすすぎを意識してみてください。

・指の腹で行うマッサージ洗いの手順
まず、ぬるめのお湯で髪と頭皮を十分に予洗いし、シャンプーを手のひらで広げてから頭皮へなじませます。
つぎに、爪を立てずに指の腹を使い、生え際、頭頂部、耳の後ろ、襟足の順に優しく洗いましょう。
強くこする必要はなく、頭皮を小さく動かす程度で十分です。

最後はシャンプーが残らないよう、髪の根元や耳の周りまで丁寧にすすぎます。

●髪と頭皮に必要な栄養素と食生活のポイント
健康な髪を育てるには、たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミンなどを含むバランスのよい食事が必要です。
ただし、特定の食品や栄養素だけで髪の変化や改善は期待できません。

ここでは、髪の材料となる栄養素と、食生活で意識したいポイントを解説します。

・ケラチンを作る良質なタンパク質
髪の主成分であるケラチンは、複数のアミノ酸から作られるたんぱく質です。
肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などをバランスよく組み合わせることで、髪に必要なアミノ酸を効率よく補えます。

ただし、たんぱく質を多く摂れば、髪が早く伸びるわけではありません。
極端な食事制限を避け、主食・主菜・副菜をそろえた食事を心がけることが重要です。

・髪の育成をサポートする亜鉛・ビタミン類
亜鉛や鉄、ビタミン類は、毛髪を含む全身の代謝や健康を維持するために欠かせない栄養素です。
これらが不足すると髪の成長に影響を及ぼすことがありますが、十分に摂取できている方が追加で摂ったとしても、抜け毛や細毛を防ぐ効果が高まるとは限りません。

牡蠣や肉、卵、大豆製品、野菜、ナッツ類など、さまざまな食品を組み合わせ、日々の食事から無理なく摂取しましょう。

・ホルモンバランスを整える大豆製品
大豆製品は、たんぱく質や大豆イソフラボンを含み、食生活に取り入れやすい食品です。
豆腐、納豆、豆乳などを適量取り入れながら、肉、魚、卵、野菜などもバランスよく組み合わせましょう。

また、サプリメントによる大豆イソフラボンの過剰摂取には注意が必要です。
治療中の病気がある方や薬を服用している方は、適切な摂取量について医師や薬剤師に相談するようにしてください。

●サロンで受けられるプロの頭皮ケアメニュー
サロンでは、ヘッドスパ、トリートメント、頭皮状態の確認など、髪や頭皮を整えるためのメニューを受けられます。
ただし、医療機関の診断や治療とは異なり、薄毛や頭皮疾患を治すものではありません。

ここでは、主な施術内容と利用時の注意点を解説します。

・ヘッドスパで頭皮をすっきり整える
ヘッドスパでは、クレンジングや洗髪、マッサージなどを組み合わせ、頭皮の汚れを落としたり、リラックスしたりできます。
ただし、毛穴の奥の汚れを完全に除去する、抜け毛を改善する、髪のハリやコシを取り戻すといった効果を保証する施術ではありません。

頭皮が乾燥している方は、強い洗浄や長時間のマッサージで刺激を受ける場合もあります。
施術前に頭皮の状態やアレルギーを伝え、刺激の強さについて相談しましょう。

・頭皮や髪の状態に合ったケアを相談する
美容師などに頭皮や髪の状態を確認してもらうことで、自分に合ったシャンプーやトリートメントの選び方、日々のケア方法についてのアドバイスが得られます。
ただし、アドバイスを受けるだけで血行が改善し、髪のボリュームや抜け毛の悩みが解消されるとは限りません。

自宅でケアする際は、頭皮を強くこすったり、爪を立てたりせず、刺激を与えないようにしながら短時間で済ませましょう。

●髪のエイジングケアで避けたいNG習慣
髪のエイジングケアを意識していても、日常生活で無意識に行ってしまうNG習慣が、実は髪や頭皮の老化を早めてしまうことがあります。
特に、濡れた髪への強い摩擦、短期間で繰り返すカラーやパーマ、偏った食事などには注意が必要です。

ここでは、髪の状態を悪化させやすい代表的な習慣と見直し方を解説します。

・自然乾燥や濡れたまま寝る習慣
濡れた髪は摩擦に弱いため、そのまま寝ると枕とのこすれによってキューティクルが傷み、切れ毛やパサつきが生じるおそれがあります。
また、頭皮が長時間湿った状態になると、蒸れや不快感が起こりやすくなるものです。

洗髪後はタオルで髪を挟むように水分を取り、ドライヤーを適度に離して根元から乾かしましょう。

・過度なカラー・パーマの繰り返し
カラーやパーマは薬剤が髪の内部に作用するため、短期間に繰り返すとキューティクルや毛髪内部への負担が大きくなり、乾燥や切れ毛、手触りの悪化につながるおそれがあります。
適切な施術間隔は髪の状態や施術内容によって異なるため、一律に2か月以上空ければよいというわけではありません。

これまでのカラーやパーマの履歴を美容師に伝え、無理のない施術頻度や使用する薬剤について相談してみてください。

●まとめ:髪のエイジングケア方法で健やかな頭皮と美しい髪を目指そう
髪のエイジングには、加齢に伴う毛周期やホルモンの変化だけでなく、頭皮の乾燥、紫外線、食生活、睡眠、日々の洗い方や乾かし方など、さまざまな要因が関係しています。

ケアを始めるにあたり、まずは頭皮を強くこすらず、熱や摩擦をできるだけ避けながら、髪質や頭皮の状態に合ったシャンプーやトリートメントを使用しましょう。
また、栄養バランスのよい食事や十分な休息を意識し、必要に応じて美容室のケアも取り入れることも大切です。

髪のエイジングケアを始めたくても、自分の髪や頭皮に合う商品を選ぶのは難しいものです。
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